禁酒したら時間が増えて有効に使えるようになったという話です。
前半は読み飛ばして、禁酒した方法や、禁酒の効用、科学的根拠を読んで貰い役に立てれば嬉しいです。
お酒とは程々の距離で付き合いたいですね。
毎日飲む生活
社会人になってから、だんだんとお酒を飲むようになり自宅でも毎日飲むような生活に20年位はなっていました。
毎日飲酒しているため尿酸値が高く出ると言うこともあり、運動を行ったりお酒の量を減らしたりしていましたがなかなか尿酸値は下がらずに現在に至ってました。
実家の家族も痛風持ちのため遺伝の影響もあると思います。
そして2020年夏のある日、痛風発作が起こりました。
夜中に足の付根に違和感があり痛みも少しありましたが、そのまま寝ました。
そして、朝起きた時には腫れており熱を持っている状態でした。
昔から痛風は「風が吹くだけでも痛い」と言われてるのは知ってましたが
そこまでの痛みはなく鈍く重い痛みがありました。
明らかに腫れているため普通の靴は履けずサンダルで出勤。
なんとか、仕事を終えることが出来ました。
次の日は休みだったため、病院で診察をしてもらい痛み止めをもらいました。
それから2~3日はお酒も飲まず静かに過ごしてました。
しかし夏の暑い夜は飲みたくなるもの。
少し痛みが治まってから、またお酒を飲んでしまったのです。
そして再発
そして2週間後に痛風発作が再発。
疲れが溜まっていたせいもあると思いますが、体温を測ると37.8℃と熱発していました。
職場に連絡し発熱のことを伝え指示をもらいました。
職場からの指示は「コロナウイルスでは無いと思うけども、確定診断をしてきてほしい」
とのことで病院に受診に行くこととなりました。
そのため、抗原検査を受けることとなりました。
その日は夜勤だったため直ぐに病院に行き痛み止めのみ処方されました。
抗原検査は熱が出てから24時間以上経っていないとできないということでその日はそのまま帰宅となりました。
そして禁酒へ
こんなんじゃだめだなあと思いしばらくの間禁酒することにしました。
今まで禁酒しようと思った時もあったけれども一週間も続かないということがほとんどでした。
しかし今回は体にも負担がかかり、日常生活や仕事にも負担があったため強く禁酒をしようと決めることができました。
禁酒をした方法
私は毎日夕ご飯を作っているので、その際に飲みながら作ると言う人が毎日のルーティンでした。
そのため、お酒の代わりに炭酸水を飲むことにしました。
医者に1日に2 L 以上の水を飲むようにと指導されていたこともあり意識的に水を飲むようにしていました。
今までお酒を飲んでいた時間を、ブログの記事を書く時間にしたり、読書をする時間にすることでお酒を飲まないような時間を作るようにしました。
その方法で1ヶ月以上禁酒が続いています。
正直一か月以上も禁酒が続くとは思っていませんでしたが、やればできるんだと自信を持つことができました。
ココがポイント
炭酸水を飲む
水を飲む
飲酒していた時間を別のことに使う
そのようなことをして禁酒を続けています。
趣味を持つことはとても大切だなあと思いました。
レモン味の炭酸水がおすすめです。
禁酒の効用
緊張したことによって今までお酒を飲んでいた時間を有効に使うことができるようになりました。
・時間に余裕ができた
お酒を飲まないため夕食を早く終わりその後の時間が増えた。
読書をしたいと思っていたが、なかなか出来なかったのが禁酒をしたことにより読書の時間や自己学習の時間に使うことができるようになった。
・ 目覚めが良くなった
朝起きた際にお酒を飲んでいた時と比べるとだいぶ寝起きがスッキリと起きれるようになった。
二日酔いになるまで飲むことはほとんどないかやはりお酒は少し残っていたと思う。
また、眠りの質も良くなったと思ったと思う。
・お酒に使うお金がなくなった
以前はほぼ毎日飲んでいた。1日350 mm 缶を1~2本室飲んでいたのでそのぶんの支出は減った。
禁酒の科学的根拠
禁酒をするとどうなるのかを調べてみることにしました。
①少量の飲酒は健康に良いというのは誤り
お酒を飲むことで高血圧、脂質異常、脳出血、乳がんなど飲酒量が増えるほどリスクが高まると言うデータが出てます。
②適量以上飲めば健康に悪い
厚生労働省の政策「健康日本21」では日本の大規模研究の結果をもとに適量飲酒は純アルコールで1日平均20 MG 程度と定められています。
適量の飲酒を超えると生活習慣病・肝障害・メンタル疾患のリスクが大きく高いもあります。
③毎日は飲まない
適量であっても毎日飲み続けるのは良くありません。肝臓がアルコールの分解しし続けて休む暇がないので肝機能が悪化します。
休肝日を週2回以上を取るようにしましょう。
④飲酒はメンタルに極めて悪い
飲酒は睡眠の質を悪化させ睡眠障害の重大な原因となります
飲酒はメンタル疾患のリスクを高めます。うつ病のリスクが3.7倍、認知症のリスクが4.6倍、自殺リスクを3倍にも高めてしまいます。
お酒でストレス発散ができるという考えは科学的に間違っています。お酒を飲むとストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増えます。
飲む期間が長くなるにつれストレス耐性が下がり抑うつの度合いも高まります。
ストレスが溜まって飲酒量が増えることによってうつ病に向かって一気に突き進んでしまうことと同じです。
アルコールは脳の興奮を抑える GABA を分泌する神経を活性化します。つまり鎮痛剤を飲んでいるような効果がありますがそれは「問題の先送り」でしかありません。
問題の先送りをすると事態は悪化してストレスは増える一方です。
お酒でストレス発散はしない方がいいのです。
ストレスフリー大全(著 樺沢紫苑)を参考にしました。
今後の生活
今現在は痛風発作もなく腫れもひいている状態です。
もうお酒は飲んでも問題ないとは思うけれども、せっかくうまくいってる禁酒そのまま続けていきたいと思います。
多分飲み始めたらまた毎日飲んでしまうんだろうなあと思う自分もいるので、そこはちょっと我慢しながら禁酒生活を続けていきたいと思ってます。
今後飲むとしたら
ココがポイント
外での食事の時に時々飲む。
楽しい祝い事の際に飲む。
上記の時に飲むと思います。
9月は自分の誕生日でしたがせっかく続けてきた禁酒を止めるのはもったいないと感じ
誕生日にも飲むことはありませんでした。
足の痛みや暑さの影響で中断していたランニングを再開して行きたいと思います。
介護職とお酒
介護職の方はストレが多くお酒を飲む人が多い印象です。
お酒を飲みすぎると精神疾患のリスクが高くなるため
お酒以外のストレス発散法を見つけていくことが大切です。
私自身、メンタルが消耗し退職した経験がります。
その時は不眠で寝るために飲んでいたところもありました。
悪循環でした。
ストレスは大病の元になるので上手く発散して行きたいですね。